放置感想17台目 MEGA64『Neon Genesis Evangelion in 5 Minutes』

□シンエヴァ公開前にYouTubeで観たMEGA64『5分でわかる新世紀エヴァンゲリオン』及び『5分でわかるEOE』は衝撃的なわかりやすさだった。海外のオタク「Nerd(ナード)」の生活圏(実写)で繰り広げられる『新世紀エヴァンゲリオン』のナードインパクトを刮目せよ⁉︎

■MEGA64の『5分エヴァ』は碇シンジを模したナード青年が、エヴァ主要人物を模したナード仲間と色々あったけど「でも僕はもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは本当だと思うから」という心境に至る、潔いアダプテーションが感動と笑いを誘う。「私は人形じゃない」どころか「私達はアニメキャラじゃない」ナード達が、ナード生活圏溢れる小道具で特撮エヴァに挑む姿はMEGA64のナード文化の補完のヴィレ(意志)を受け取ってしまう。

□ナードの身体でリプレゼンテーションされる『新世紀エヴァンゲリオン』は、しばしば日本のオタクが「海外の反応」と称して抽出するナードのリアクションであることが、『5分エヴァ』を通じて「私達は都合の良い素材じゃない」と言われたようなものである(チームMEGA64自身も、ゲーム・アニメをダシにしたまがいもの集団とYouTubeコメント欄で揶揄されている様が『5分EOE』でインサートされていて、まごころは至る所にあるのだなと)。